大阪に来てから一人で飲みに行く機会が増えましたが、お店選びで一番に確認するのはカウンター席があるかどうかです。
外から覗いてみて、カウンターに一人で座っているお客さんが数人いれば、そこはもう合格点と言えます。
店員さんとの距離が近すぎず、かといって放置されすぎない絶妙な空気感があるお店は、一人飲みの初心者でも入りやすいものです。
逆にテーブル席ばかりでグループ客が盛り上がっているお店は、単身赴任の身には少しハードルが高く感じてしまいます。
最近ではスマホの地図アプリで店内の写真を確認してから向かうのが習慣になりました。
カウンターの奥行きがしっかりあるお店だと、料理を並べても窮屈に感じないのでリラックスできます。
隣の人との間隔が適度にあれば、自分の世界に没頭してお酒を楽しむことが可能です。
あまりに静まり返っているお店だと、自分の注文する声が響いてしまいそうで気を使ってしまいます。
反対に、あまりに騒がしすぎると落ち着いてお酒を味わうことができません。
適度なBGMが流れていて、調理の音や他のお客さんの話し声が心地よい雑音として聞こえてくる程度が理想的です。
大阪の居酒屋は活気があるところが多いですが、その中でも一人の時間を楽しめる落ち着いた雰囲気のお店を見つけると、自分だけの秘密基地を見つけたような嬉しい気持ちになります。
そんなお店では、つい長居をしてしまいそうになるのをこらえて、短時間でスマートに店を出るように心がけています。
賑やかな立ち飲み屋さんも大阪らしくて良いですが、疲れている時は座れるカウンターがあるお店がいいですね。
テレビが置いてあるお店なら、ぼーっと画面を眺めながら飲めるので、手持ち無沙汰にならずに済みます。
お店を選ぶもう一つの基準は、これだけは外せないという定番メニューがあるかどうかです。
例えば、この店のどて焼きは絶品だとか、この店の串カツの衣は軽いといった、自分なりのお気に入りを見つけるのが楽しみの一つです。
美味しいつまみが一品あれば、それだけで十分幸せな気分に浸ることができます。
東京ではあまり見かけなかったメニューに挑戦するのも、大阪での一人飲みの醍醐味と言えるでしょう。
また、ホワイトボードに手書きで書かれた旬のメニューがあるお店は、料理へのこだわりを感じて信頼できます。
最後にお味噌汁を出してくれるようなサービスも嬉しいですね。また来ようという気持ちになります。
これからも大阪の街を歩き回って、自分だけの定番メニューがあるお店を少しずつ増やしていきたいと思っています。
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