大阪駅は巨大迷路です

大阪駅は巨大迷路です

大阪駅について

大阪と梅田の地下街は、日本最大級の規模を誇っていますが、その複雑さでも日本一と称される程にわかりにくく、巨大な迷路のように入り組んでいます。
大阪の人でも迷う人がいて、迷わず行けるようになってはじめて一人前の大阪人になれるとも言われています。

この地下街は、ホワイティうめだとディアモール大阪、そしてドージマ地下センターで構成されていて、周りの阪急三番街と大阪駅前ビルの地下街をプラスすると、なんと総面積は15万平方メートル以上あります。
乗り入れる電車はJR、阪神、阪急、地下鉄があり、200万人以上の人が日々大阪駅を行き交っています。

巨大迷路並みに難しい駅の理由

大阪・梅田の地下街は、なぜここまで難しい巨大迷路化してしまったのでしょう。
東京はもちろん、大阪には他にも難波にも地下街がありますが、ここまで複雑ではありません。
その大きな理由は、梅田は斜めに交差する道が多いためと言われています。
他の地下街では東西南北、わかりやすい作りになっているのに対し、大阪・梅田では、五差路の広場や2つ、3つに分かれた分岐があるために、巨大地下街をより難しくする原因となるのです。

では、なぜ斜めに交差するように作られたのか?
実は、大阪の市街地は基盤の目のように整備されているのに、JR大阪駅はそこに斜めに食い込むように作られてしまったのです。
斜めの駅に合わせて道が整備されてしまい、そこからまた放射状に道ができてしまった結果、現在のような巨大迷路が誕生しました。

迷ったら「うめちかナビ」で検索

大阪駅は本来、堂島にターミナル型に建設される予定でしたが、近隣住民の反対、さらに用地の買収が困難になったことが原因で、計画は変更されて現在の場所になったそうです。
計画がもしそのまま通っていたら、今ほど迷路にはならなかったかもしれませんね。
でも、すでに大阪・梅田の地下街は巨大な迷路にしか見えないし、迷路だからこそどこにたどり着くのか、という楽しさもあります。

大阪のごちゃごちゃとした雰囲気を味わうなら、大阪・梅田の地下街がぴったりだと思いませんか?
ただ、迷宮入りしそうな程複雑な時もありますので、そんな時はホワイティの「うめちかナビ」を利用することをおススメします。
出入り口にある番号を入れるだけで現在地が表示され、行きたい目的地までの経路も教えてくれますので大変便利です。

最近は地下街もよく行くようになりましたが、いつも出る場所が違うので、なかなか迷路を攻略できずにいます。
私にはまだ難しすぎるので、毎回うめちかナビを使っています。
発展しているようで、古い趣きも残る梅田の地下街に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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