商店街といえばシャッター商店街を想像してしまうのですが、大阪の商店街は活気があって栄えているのをご存知ですか?
 休日はもちろん、平日でも人が多く賑わっているのを見た時は正直驚きました。
 しかも梅田や難波といった都会に複数の商店街があることも驚きです。
 遊んだ後や仕事帰りにも寄れたり、ランチタイムに商店街にお弁当を買いに行ったりすることもできるのです。
 一人暮らしの身には、これはかなり魅力を感じました。
 特徴的なのが、大阪の商店街にはアーケードがあることが多く、雨の日でも楽々買い物ができるのです。
 これは消費者としてはとてもありがたい。
 赤ちゃん連れの主婦の方なども助かるだろうなと思います。
 では、そろそろ本題に。
 私が独断と偏見で選んだ大阪の商店街ベスト3をお届けします!
 天神祭で有名な天神橋筋の商店街は、600もの店が軒を連ねる大きな商店街です。
 大阪に来たら食べたくなるお好み焼きのお店がいくつもあるだけでなく、イタリアンやフレンチ、お寿司などの和食のお店が立ち並びます。
 もちろん、パン屋に酒屋に果物屋、お惣菜に豆腐屋さんなど昔馴染みのお店もあります。
 そのほか、本屋に文具屋、クリーニングに呉服屋、たばこ屋さんなどなんでも揃う商店街です。
 この商店街の活気は、ほかでは味わえません。
 それと、さすが大阪の商店街だけあって、果物屋さんなどでは値切り合戦をしている時も!
 私もいつか、あの値切り合戦に参戦したいと思っています(笑)。
 上野のアメ横も年末にはお客さんで賑わって海産物が飛ぶように売れていますが、大阪の黒門市場も負けてません。
 黒門市場は、なんばグランド花月のすぐ近くで、近鉄日本橋駅から徒歩3分で入口に到着します。
 こちらの商店街は新鮮な海の幸を取り扱っているお店が多く、商品をその場で調理して海鮮丼などを店先でいただくことができます。
 しかも価格はワンコイン!というお店もあり、かなりお得に食べられます。
 近くにNGKがあるので、芸人さんもよく来られるみたいです。
 私が一度はいったうどん屋さんにも、新喜劇の芸人さんたちのサインが多数飾ってありました。
 おかみさんやご主人は気さくな方が多く、会話をするのも楽しみの一つです。
 黒門市場は、数年前までインバウンド需要で海外の方ばかりだったそうですが、コロナのせいで海外客が訪れず、客足そのもの遠のいているとのこと。
 今は地元のお客さんに利用してもらえるよう、いろんなイベントで集客しているようですよ。
 黒門市場からほど近い場所に、千日前道具屋筋商店街があります。
 ここはもともと商売人が飲食店などで使う食器や調理器具などの取り扱いから始まったようですが、今は一般客の利用も多くなっているようです。
 私も大阪に来てたこ焼き器を買ったのですが、たこ焼きに使う粉つぎという器具が欲しかったので道具屋筋で買いました。
 ここで買ったものを使うと、上手に作れる気がするのが不思議です(笑)。
 大阪に来た時は、みなさんも一度足を運んでみてください。
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