単身赴任当初は鉄道のルールに戸惑いました

単身赴任当初は鉄道のルールに戸惑いました

誰もが戸惑うエスカレーターの立ち位置

東京から大阪に来て、誰もが最初に感じるのがエスカレーターの立ち位置ではないでしょうか?
これ、多くの人が知っている有名な話ではあるのですが、実際にその場に立ってみると違和感がすごい!
そして、うっかり左側に立ってしまうと、後ろにものすごく迷惑をかけてしまうんです。

東京の場合は右側を空けて左に立ちますが、それは急いでいる人がいる場合に右側を通れるようにとの配慮からです。
でも大阪の場合は、エスカレーターを登りながら移動することが当たり前で、右側は「歩いて登らない人」のための場所。
そう、そもそも大阪は歩くことが前提なので、うっかり左側に立つと流れを止めてとても迷惑なのです。
そんなわけで、エレベーターの立ち位置は想像以上に気をつけなければいけません!

電車の乗り換えが難しすぎる

もうひとつ、駅名と駅の場所の不思議…これも最初は覚えるのが大変です。
たとえばよく聞く「梅田」という駅。
これはキタと呼ばれる大阪の中心地にある駅なのですが、実はこの梅田駅は大阪駅とほぼ同じ場所なんです。
東京でいうところの、浜松町と大門とか、原宿と明治神宮前の関係性に似ています。

ただし、梅田駅と大阪駅の乗り継ぎはとても難しい…。
大阪駅で降りて、地下鉄の梅田駅にはすぐに乗り換えられますが、阪急電車や阪神電鉄の梅田駅は徒歩で5分以上離れた場所にあるんです。
原宿と明治神宮前よりも道のりも複雑ですしね(慣れてないだけかもですけど)。

もっとわかりにくいのが「なんば」駅。
こちらはミナミの中心地で、地下鉄・南海電鉄・JR・近鉄電車・阪神電鉄が通っていますが、それぞれの駅が点在しています。
特に一番遠いJRと南海電鉄の駅は、徒歩で10分程度離れているのです。

しかも「なんば」「難波」と駅名表示も異なるので、よりわかりにくいですよね。
ほかにも大阪には乗り換えが分かりづらい駅や、つながりがわかりにくい駅名が多数ありますので、お越しになられた際はご注意を!
電車を使われる時は、乗り換え案内アプリに頼ることをお勧めします。

え?女性専用車両?

そういえば、電車の女性専用車両ができてからもう随分と経ちますよね。
東京では女性専用車両って、端の車両にあるイメージですよね?
だけど大阪では違うのです。

私の知る限り、地下鉄やJRはすべて真ん中の車両にありました。
これ、知らずにその車両に乗ってしまうと非難轟々ですので、十分ご注意を…。

番外編:バスの乗り方も違いすぎる

最後に番外編です。
実はバスの乗り方にも、大阪と東京の違いがあるんです。
東京では、前のドアから乗って先に料金を支払いますよね。
大阪は逆で、乗るときは後ろのドアからで降りる時に料金を支払って前のドアから降りるのです。

乗降口が前と後ろとで正反対というのは、ある意味ものすごいカルチャーショックですよね。
でも、住めば都!
どんどん慣れていってる自分を褒めてあげたいと思います(笑)。

著者について

tanshinfunin-osaka.info administrator