サラリーマンにとって転勤はやむを得ないものと割り切ってきました。
でも奥さんや子供を東京に残して単身赴任をするのは、やはり寂しいものです。
ふと、バイクを飛ばして東京に帰り、家族や友達の顔を見たいという衝動に駆られる時もあります。
こんな時は、単身赴任のメリットを思い浮かべて自分をなだめてあげましょう。
単身赴任のメリットは何でしょうか?
やはりそれは単身赴任を終えて戻った後に昇格の可能性があることです。
単身赴任が条件で、役職につけたり、給与もアップするなら耐える価値があるというものですよね。
あと、一人暮らしですので、自分の自由になる時間があるということ。
週末もどこかへ連れて行けとせがまれることもなく、休みの日くらい掃除を手伝えと小言を言われることもありません。
自由な時間は自分のためだけにある!それが単身赴任の醍醐味ともいえます。
趣味のバイクを楽しんだり、夜も自由に飲み歩いたり、つかの間の独身気分を味わうことができます。
また、自分だけではなく、家族にもメリットがあります。
子供達は学校がありますし、奥さんもすでに構築したコミュニティがあります。
単身赴任を選んだことで、家族の生活環境を変えることなく、しかも持ち家をそのままの状態に置いておけますので、私もいつでも帰る場所があることで安心感があります。
単身赴任のデメリットは、やはり家族との気持ちが少し離れてしまうことでしょうか。
自分たちは家族だから大丈夫と安心していても、側にいない人のことはどんどん心から押し出されてしまいます。
家族のために単身赴任を選んだのに、と恨み節を言ったところで、家族にしてみれば同じ思いではないケースもよくあります。
単身赴任のせいで、気持ちが離れたり浮気したり、離婚原因になることもよくある話です。
また、子供達を奥さんに任せっきりになってしまうので、奥さんの負担がもっと増えてしまいました。
これは申し訳ないと感じているのですが、家事育児が100%奥さん負担となります。
まだうちの子は大きい方なので手がかからずに助かっています。
今の所ほぼ毎日テレビ電話をしながら家族と繋がっているので安心していますが、いつか家族が、あるいは私が、単身赴任はもう無理と思った時は、転職を考えようと思っています。
いつ帰れるか目処が立たない時や、家族の元に帰りたいと思った時、そこまでして単身赴任を頑張る必要はないと割り切っています。
そんな考えでいる方が気が楽ですし、自分を追い込むこともなくストレスになりません。
何よりも優先するべきは自分と家族、そのことを認識していればどのようにでも対応できると信じて頑張っています。
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